俺の骨は芦別岳に埋めてくれ―― 追う者と追われる者、白雪を血に染める、命を張る男のバラード!!父、神守辰造の意志を継ぎ、神守組の代紋を守るべく生きる六代目組長神守新吉と妹和、それに本城武志、金次の四人にとって、北海道芦別岳は平和郷であった。
だが、某日、芦別岳の山小屋に乗り込んで来た白神組の総長・代行以下数十人を惨殺した新吉は刑務所入りとなり、所内において数度危機に立たされた。
一方、芦別岳事件の際、白神組の持ち込んだ生アヘンを素早く隠匿した代貸武志は、金次と舎弟山田左近四郎と共に、その生アヘンを利用して着々と地盤を固め、日本全土制覇を狙っていた。
刑期を終えて出所した新吉は、武志らの派手な出所祝いを嫌って、一人夜の巷へ消えた。
神守組代紋を守る神守新吉は芦別岳において白神会の総長・代行以下数十人を惨殺して刑務所入りとなった。
一方、白神会の持ち込んだ生アヘンを隠匿した代貸本城武志は、新吉の妹和と結婚し、舎弟金次、山田左近四郎と共に生アヘンを利用し、着々と神守組の勢力を伸ばした。
しかし刑期を終えて出所した新吉に麻薬の件が露顕するのを恐れ金次を射殺したため、新吉・左近四郎に狙われ、札幌道正会の五代のもとに身を寄せた。
だが武志を追跡する新吉と左近四郎は、道正会と一戦を交えるべく組員を召集したが、武志の底知れぬ知謀の前に、逆に警察に追われる身となった。
二人での逃亡は不可能だと知った新吉は、武志必殺を誓って左近四郎と別れた。
最上麗縫はいたって平凡なOL。
毎日通勤ラッシュに上司の小言に我慢しながら何かを待っていた… ある時、ひょんな事から出会った近衛真樹に誘われ“クラブエクセレンス”の扉を叩く。
それまでの生活とすべてが違う銀座の世界に足を踏み入れた麗縫。
ホステスとしての初日を終えた後、連れていかれたSMクラブで、出会ったジョージの言葉は麗縫の平々凡々たる人生に灯をひとつともした。
「女性は誰でも女王になる資格がある…!」会社を辞め、ホステスとして生きる道を選んだレイヌ。
売上1000万円の交換条件として、荻原会長が望んだ“もっとも卑しむべきこと”とはレイヌが身につけている下着を渡すことだった… ジョージや会長の気持ちが分からないレイヌは紳士的でスマートな客・嶋田に惹かれはじめていた。
レイヌは真実の愛を手に入れることが出来るのか!?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60003394